こんにちは、店長の田能富三です。
ここ数日、埼玉は寒かったり暑かったり天気がめちゃくちゃです。
先週の水曜日、『ブラッド・ダイヤモンド』を観てきました。六本木ヒルズのTOHOシネマズで観ました。
その日の天気は雨。しかも真冬並みに寒い気温。そして六本木ヒルズはビル風なのだか風も強風。六本木ヒルズに行くといつも思うのですが、雨のときの移動が大変。屋根がついているのですが殆ど強風のため意味なし。しかも、迷路みたいなつくりで全く地理が覚えられないし。。。久々に行ったらかなり案内が増えたのは良いことなのですが、ビルからビルへの移動通路の屋根をもっと工夫してもらいたい。
ミッドタウンには行かなかったですが、ぜひ屋根の作りは比較してみたいです。屋根のつくりが良ければ雨の日はミッドタウンにしか行かない。。。
と、映画とは関係ないところでブツブツ書いてしまいました。でも、本当に屋根だけは何とかして欲しい〜!
で、本題の『ブラッド・ダイヤモンド』。コンフリクト・ダイヤの映画なので見ておかなければと思い行ったのですが、『重い〜』が正直な感想です。
シエラレオネの内戦の激しさや酷さを伝えるために戦闘・銃撃シーンを多くしたのでしょうが、映像と大きな音のせいでずっと体が緊張しっぱなしで本当に肩がこりました。
この映画を観たら『ダイヤモンドなんて買っちゃいけない!』と感じる人が多くいると思います。こんなことをダイヤモンドを仕事にしている私が書いてしまったら身もフタも無いですが、かなりそう思うはずです。ずっと戦闘・銃撃シーンが続いてるなかで、アフリカの人々の苦しみなど関係なく平和で優雅な先進国(映画ではイギリス・・・)のお金持ちが映るのですから。。。
職業柄どうしても『ダイヤモンド』がキーワードになって、過敏に反応してしまいますが、もしこの映画が『ブラッド・石油(製品)』だったら、『ブラッド・化粧品』だったら、『ブラッド・ワイン』だったら。。。近い将来『ブラッド・飲料水』なんて映画も出来るでしょうね。。。
映画の監督がパンフレットのなかのインタビューで
『−このような題材を扱うことで、実在のダイヤモンド会社から圧力をかけられることを恐れませんでしたか。』という質問に
『・・・現在のダイヤモンド業界が、いかにアフリカに貢献しているかを、これからも新聞の全面広告などで訴えることになるだろう。宝石を欲しいと思うのは、個人的な嗜好であって、他者がとやかく言う問題ではないんだ。宝石が美しさの権力やシンボルになると考えるのは、消費者の勝手だろう。ただ、宝石が政治的な何かに絡んでいたら大問題。購入の選択が、政治的行動を支援することになるからね。『キンバリープロセス』は、宝石の購入を、純粋な消費行動に戻すために作られたものだ。』 (インタビュー文の一部抜粋)
また、
『−その点もふまえて本作が訴えるテーマとは何でしょう』との問いに
『この映画はダイヤモンドを『買うな』とか、逆に『買え』と訴えているわけではない。私が伝えたいのは、われわれがこの世界において、たがいに影響を与え合っているという事実だ。この映画は、ダイヤモンドより、もっと大きな問題に言及している。世界の資源には限りがあり、しかもそれらの搾取が今なお世界中で続いている。これこそが、本作のメッセージなのだ。』
映画の中で印象に残ったセリフが二つあります(一度しか観ていないので正確なセリフではないと思いますが)。
一つは反政府組織に襲撃を受け廃墟と化した村で生き残った年老いた老人のセリフです。
『この国に石油が無くてよかった』
もう一つは、ジャイモン・フンスーが演じるシエラレオネ人の家族を愛する父親としてのセリフ、
『この国は息子の時代にはパラダイスになる』
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2007年04月24日
ブラッド・ダイヤモンド
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